科長 石津 美紀

1.ビジョン

  • 外来から入院医療へ、患者の状態に応じた療養支援が連携・協働できるよう業務の役割分担を再構築し、効率的に質の高い療養支援が提供できる外来のシステム作りを行う。
  • 良質な医療を提供するために、診療科に特化した人材育成にとどまらず複数診療科に対応可能な人材育成を行い、診療状況に応じた人材の有効活用を積極的に行う。
  • 長きに渡り働き続けられる、働きやすい環境を整えられるよう業務改善を行う。
  • 看護師として急性期病院の外来を担い患者に最適な医療を提供できるよう、必要な知識を向上させ患者に寄り添った指導を行う。

2.サービス・業務内容

1)一般外来:各科受診患者の対応

  • 各科を受診した患者の看護支援、看護処置、療養生活に対する患者指導、診療補助
  • 全ての患者に疼痛・転倒転落等に対する看護の実施・評価
  • 小児科外来:ハイリスクである小児科受診者に感染、虐待、保護者への教育前評価等を行う。その他、母親からの相談に対応する。
  • 産婦人科外来:ハイリスクである妊産婦に対し、妊娠・出産に対する看護計画の作成・実施・評価

2)療養生活に関する患者指導

  • 内科:受診後の生活指導、弾性ストッキングの指導、在宅酸素導入者の生活指導など
  • 形成外科:鼻骨骨折整復術後、熱傷、創傷患者の帰宅後の生活指導 など
  • 整形外科:ギプス固定後などの患者に帰宅後の生活について説明、骨粗鬆症患者の自己注射指導 など
  • 泌尿器科:膀胱留置カテーテル留置後、自己導尿の患者の療養指導 など
  • 総合処置室:輸血・腹水穿刺等処置後の生活指導 偏頭痛や高脂血症、骨粗鬆症に対する自己注射指導 など
  • 産婦人科外来: 受診後の生活指導、妊産婦への保健指導、エジンバラ産後うつ病
    質問票を用い、産後うつの支援を行う など
  • 外科・小児科・脳神経外科・耳鼻咽喉科・眼科外来:受診後の生活指導 など

3)在宅療養指導室での対応

  • 糖尿病に対する透析予防指導、在宅療養指導、患者相談 など

4)看護支援

  • 外来受診患者の対面での相談や電話相談
  • インフォームド・コンセントに対する理解度の確認
  • 予約入院/当日緊急入院患者の対応

5)看護処置

  • 総合処置室での点滴や注射、検査や処置の介助など
  • 各科外来における医療的処置・治療の介助

6)診療補助

  • 医療クラークと協働し、必要な患者の診察室内での診療の補助を行う。

3.体制

科長1名、リーダー1名、助産師6名、看護師28名(内4名 入院・検査説明室兼務)
視能訓練士2名

<資格>

院外資格保有者数

糖尿病看護認定看護師1名、糖尿病療養指導士3名、
特定行為研修修了看護師3名、ICLSインストラクター1名
3学会合同呼吸療法認定師 1名、新生児蘇生法NCPR 2名
糖尿病重症予防(フットケア)研修修了者 3名

院内資格保有者数

相澤BLS 37名
相澤PALS 9名、鎮静看視資格 10名

4.実績・年度報告

総合処置室対応件数

在宅療養指導(透析予防・在宅療養指導・フットケア・その他)件数

5.学術等業績

石津美紀,中信地域糖尿病療養指導士育成会講師,ライフステージ,2021年11月,松本市