看護科長 伊東 美穂

1.ビジョン

  • 安全でかつ満足して分娩ができるように、自立した助産師は産婦一人一人に対し深く関わり、質の高いケアを提供する。また、ハイリスクカンファレンスを毎月行い、 医師、外来助産師・看護師、MSWなど多職種と病棟助産師・看護師が連携し、周産期及び、新生児、産褥期の母子のリスク評価を行い、個別性に配慮した質の高いチーム医療を提供する。
  • 退院後、自宅で安心して育児ができるように母乳相談・産後ケア入院・2週間健診・産後訪問・1ヶ月健診を、個々に合わせ設定し、その後も継続して支援が必要な場合は、院内連携、地域の保健師などと院外連携を行う。
  • 助産師、及び、看護師の部署の段階別教育体制を確立し、個々の助産師・看護師の実践能力の向上(アドバンス助産師の育成など)を図り、より安全な助産ケアを提供する。
  • 院内助産開設に向け、体制の構築、ルール作り、環境確保、教育の仕組みを構築する。
  • クリニカルパスで入院してくる女性の疾患を十分理解し、細かい配慮・看護を提供する。

2.サービス・業務内容

3B病棟はレディース病棟として周産期医療・女性に対する支援の提供を行っている。
病棟助産師および看護師は妊婦に関するケア、助産に関するケア、褥婦に関するケア、新生児に関するケアを科学的根拠に基づき看護実践を行っている。
また、周産期および新生児、産褥期の保健相談(各種学級・退院指導・産後2週間目自宅訪問、1ヶ月検診保健相談、母乳外来など)を実施し、周産期および、退院後の母子の健康を総合的に守り、安心して自宅で生活できるように支援を行っている。
様々な手術目的で入院される女性に対し、安心して療養生活を送ることができるよう看護を行っている。

主に協働している職種 : 医師・助産師・看護師・薬剤師・管理栄養士・MSW・放射線技師・臨床検査技師・病棟クラーク・病棟看護支 援部門スタッフ

3.体制

看護提供体制

  • 7:1看護
  • 産科チーム・新生児チーム、婦人科他科チーム
  • 看護師 2交代勤務体制(夜勤3名) 日勤:8:30~17:15 夜勤:16:45~9:00

4.実績・年度報告

病床数 26床
主な診療科・機能 機能:レディース病棟
診療科:産婦人科、外科、歯科、小児科(新生児)、耳鼻科 等
平均在院日数 4.7日
病床利用率 47.30%
新入棟患者数 970人
退棟患者数 963人