センター長 新倉 則和

1.ビジョン

  • 消化器病センターは、急性期基幹病院として期待される高度先進的な医療を常に提供することのできる診療体制・医師および医療スタッフの教育体制を確立するとともに、地域の診療所・病院との連携をより密にし、検査や治療の依頼に対してより迅速に・適切に対応できる診療体制を確立する。
  • 入院診療においてはDPC制度を意識し、入院期間や合併症のモニタリングの結果を踏まえ、効率が良く、患者さんに暖かい医療を目指す。

2.サービス・業務内容

消化器疾患を中心とした患者の内視鏡検査、治療、レントゲン検査、人間ドックの上下部消化管内視鏡検査を行い、内視鏡が苦手な方に対しては、経鼻内視鏡や静脈麻酔下の内視鏡検査を行っている。大腸疾患の増加に伴い、検査前の前処置薬内服を自宅でも可能とし、患者の状態似合わせて下剤内服場所の選択を可能とし、また、迅速な検査予約を行えるようにしている。大腸ポリープに対する内視鏡的治療は入院治療に加えて、日帰り治療も行なっている。緊急内視鏡検査、治療は内視鏡当番医師で対応し、緊急時の安全性を高め、最適な治療を提供している。膵胆管症例に対しても、内視鏡的膵胆管造影検査および超音波内視鏡検査を積極的に行い、各種疾患の早期診断・早期治療を行っている。また非アルコール性脂肪性肝炎からの肝癌が最近注目されており、肝疾患の診断・治療についても積極的に行っている

3.体制

医師数(専任10名、兼任4名)

資格

日本消化器病学会指導医 3名、日本消化器病学会専門医 8名、
日本消化器内視鏡学会指導医 3名、日本消化器内視鏡学会専門医 8名、
日本内科学会総合内科専門医 6人、内科学会認定医 7人 (重複あり)

4.実績・年度報告

2021年度

上部20387
処置 1573
下部4423
処置931
ERCP443
処置418
EUS493
処置(FNA含む)126