看護科長 山﨑 瑠美子

1.ビジョン

  • 短期間の入院で治療・検査を受ける消化器疾患、がん疾患の患者において、不安なく治療・検査を受けることができるよう、幅広い知識と技術を習得し、患者にとって安全安楽な看護実践ができる。
  • がん患者を中心とした緩和ケアを受ける患者・家族への全人的ケアを提供する。
  • 入院後、速やかに患者の病状のみでなく生活環境についても把握し、早期から多職種と情報を共有し計画的な看護を提供するとともに、退院後を見据えた看護ケア介入および指導を行う。

2.サービス・業務内容

3S病棟は、消化器内科及び一般内科疾患、がん疾患のある患者の入院受け入れを行う。
主な消化器疾患は、総胆管結石、胆管炎、胆嚢炎、膵炎、消化管出血(胃・十二指腸潰瘍)、肝臓・胆管・膵臓などの悪性腫瘍、胃・大腸などの悪性腫瘍、大腸腺腫、食道動脈瘤、憩室炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、感染性腸炎など。
一般内科疾患では、肺炎、誤嚥性肺炎、尿路感染症など。
がん疾患では、化学療法・放射線療法の実施、緩和ケアの実施など。
看護師は、消化器疾患の検査・処置前後の看護や内視鏡検査・処置前後の看護、胃瘻造設術の看護、がん患者の特性を理解して、科学的根拠に基づいた看護実践を行っている。また、退院後に医療的処置や生活障害があっても地域で生活出来るように、患者の健康上、生活の問題点を入院初期より、医師・看護師・関連職種で共有し、医療チームで連携し退院支援を行っている。

3.体制

構成

看護科長1名、看護主任1名、看護師(正職員)25名、看護師(パート)5名、クラーク1名

提供体制

相澤病院看護提供体制に基づく。

  • 2チーム制看護師 2交代勤務体制(夜勤4名)
  • 日勤:8:30~17:15 夜勤:16:45~9:00

資格

看護学生等実習指導者2名、臨床指導者養成講習修了者1名
栄養サポートチーム専門療法士1名、認知症ケア加算2対応研修修了者6名

4.実績・年度報告

病床数 59床
主な診療科・機能 消化器内科
化学療法科
放射線治療科
緩和ケア科
平均在院日数 9.6日
病床利用率 90.1%
新入棟患者数 2,046人
退棟患者数 2,042人