統括医長 小口 和浩
1.ビジョン
- 救急医療を中心に、疾患の迅速で安全な診断治療に繋げるために、適切な時期に的確な画像診断を行い、その結果を有効に臨床に活かす。
- CT、MRIの8割以上を翌診療日までに読影という管理加算IIの要件達成を継続し、医療の質の向上と病院経営に貢献する。
2.サービス・業務内容
- CT、MRI、PET検査全例の読影診断、依頼のある単純写真の読影を行う。
- 院外からの画像検査依頼の対応、検査オーダー、読影診断を行う。
- 緊急を中心とする血管造影や、CTガイド下の膿瘍ドレナージ、生検などのIVRを行う。
3.体制
放射線科医師3名
<資格>
放射線科診断専門医3名、日本核医学会専門医3名、PET核医学認定医3名 院内一次読影医資格3名
4.実績・年度報告
1.読影件数(レポートシステムより集計)
CT読影 34,140件、MRI読影6,781件、合計読影 40,921件 前年度比 112% (全診療検査数 44,955件)
2.血管造影・IVR 31件
肝腫瘍塞栓術 3、動脈瘤等塞栓術 2、BRTO 1、緊急止血術 8、緊急SMA血栓溶解術 2、
血管造影のみ 4、CTガイド下ドレナージ術 8、CTガイド下生検術 3
5.学術等業績
- 小口和浩 他.ALアミロイドーシス治療後の心臓PiB集積の変化.第61回日本核医学会学術総会
- 小口和浩 他.股関節内FDG集積の検討.第61回日本核医学会学術総会
- 小口和浩 他.脳腫瘍におけるMRI CESTイメージングとメチオニンPETの比較 -第1報-.第51回日本神経放射線学会
- 小口和浩.ミニレクチャー:アルツハイマー病以外の疾患に対するPiB-PET検査について.第569回NR懇話会
- 小口和浩.総合教育セミナー:FDG-PET/CT読影の基本.第41回日本画像医学会