センター長 吉村 伸彦
1.ビジョン
- 相澤病院医療圏には複数の総合病院が存在し、各病院に歯科口腔外科が配備されている中で、病棟での口腔ケアや周術期口腔ケアなどは今まで以上に推進し、さらには口腔外科分野での発展(インプラント、口腔がん、外諸手術などの手術件数を増やし)を目指し、近隣病院よりも専門性を高める。
- 医療の質は近隣病院と比べより専門的なものとし、サービスの質はこの医療圏で第一を目指す。経営面に関しては過剰なコスト面がないかを精査した上でコスト削減と効率化を図り、純利益を向上させる。運営面に関しては、関係各所との連携を高め、協力体制を充実させる。
- 医師は、各認定医、専門医の取得を積極的に行うだけでなく、実際に治療技術向上のために1例でも多くの症例を経験する。そのために受診患者の選定や拒否は一切行わない。歯科衛生士は病院歯科としての経験を活かし、知識、技術を積極的にアウトプットする。
部門運営方針
- 近隣歯科医院との連携は、歯科医師会に積極的に参加しコミュニケーションを図り、病院との連携は密に連絡を取り合いながら、その時に求められている需要を理解し、相澤病院として助力できることを模索する。
- 部署内としては、トップダウンではなく、皆が意見を言える様に雰囲気作りを積極的に行う事と、問題がある時は、全員で解決方法を考えるように定期的な会議だけではなく、必要性が生じた際にいつ何時でもすぐに話し合える体制を築く。
教育・育成方針
- 学会発表は今まで通り継続して積極的に行う。また学会やマスメディアなどを有効的に活用し、アウトプットに励む。
- 医師に関して、さらなる口腔外科専門技術の向上と、生産性と効率性の向上を徹底的に訓練する。
- 歯科衛生士に関して、歯科口腔外科分野の業務教育を行い、有病者歯科医療が担えるよう教育する。