室長 丑山 潔
1.ビジョン
- あらゆる災害から病院利用者及び職員の生命・身体の安全確保と病院の財産を守るために、トップから一般職員・委託業者に至る職員の防災意識の高揚と対応技術の向上を図り、災害時に迅速な行動ができるような教育指導をする。
- 中信地区の基幹となる災害拠点病院となるべく必要なハード・ソフト面の整備を進め、行政(市・消防・警察)、自衛隊、防災関係機関、地元住民などと連携し、各種の訓練・検証会・連絡会議の開催と参加を積極的に行う。
2.サービス・業務内容
業務遂行体制
- 24時間(365日)
- 日勤業務(8:30~17:15)
- 夜勤勤務(17:00~8:45)
- 当番業務(17:00~8:45) ※夜間緊急自動車運転士
3.体制
- 室長 1名
資格
- 第三級陸上特殊無線技士
- 自衛消防業務課程
- 防火管理者課程
- 防災管理者課程
4.実績・年度報告
1.防火防災訓練
院内集団災害訓練
2021年11月21日(日)
大規模地震災害を想定した、集団災害訓練を実施し、災害発生時、対応の中枢となる災害対策本部立ち上げと運営の強化をはかるため、事前準備をしない通常勤務状態から災害発生の実活動に移行する訓練を実施し、災害対策本部及び各部門の行動マニュアル(対応の概要・患者動線の確認)の再検証と改善に向けての課題を抽出する事を重点に実施した。
※ 参加者 約200名
部署別消防訓練
6月~3月まで 59部署・8委託業者、1,609名(参加率96%)
防災委員会の委員が検証員として、それぞれの部署に出向き、その現場に於いて、勤務者を中心に隣同士の部署とは連携を取りながら、「相澤病院火災発生時の現場対応手順」に基づき実施し、初期行動に対する検証員からの指導により個々の意識と技術の向上がみられた。
総合消防訓練
新型コロナウィルス感染状況を考慮して中止とした。
2.防火防災教育
防火教育e-ラーニング
相澤病院の「火災発生時の現場対応手順」の習得率を検証し、教育及び訓練指導に反映するため実施した。
1回目・・・5/14~6/21 対象人員:1,951名 受講率99.4%
2回目・・・3/1~4/6 対象人員:1,793名 受講率99.0%
・応援で火災部署に駆け付ける時にエレベーターを使用するなど、不適切な行動について指導を徹底。
・手順で決められている避難誘導するときの適切な行動について指導を徹底。
新入・中途職員集合研修
新入(4月)、中途(8、12、3月)ドクターズガイダンス(4、7、10月)
慈泉会における防火防災に関する基礎知識と基礎技術を習得させることを目的として実施している。