センター長 橋本隆男

ビジョン

時代に則した、学術的レベルの高い医療の提供を目指した臨床研究を奨励し支援するとともに、厚労省が定める臨床研究指針に従い臨床研究を審査・モニタリングする

  • 倫理指針に沿った質の高い研究
  • 日常臨床の中から発想される研究
  • 国内大規模研究に協力して行う研究
  • 研究の適切な管理
  • 患者安全と医療の質の改善を継続して行うため、不断の努力を行う。
  • 研究を厳正かつ公正に施行し信頼される結果を公表できる体制を構築する。

サービス内容

  1. 社会医療法人財団慈泉会(以下「当会」という。)に所属する研究者(以下「研究者」という。)が行う臨床研究(「治験」を除く)について、『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』(平成27年2月9 日施行、厚生労働省(以下「倫理指針」という。)の趣旨に沿って適正に行われることを目的に、当会で実施される臨床研究の倫理審査および臨床研究の実施に関する重大な変更等について審査を行う。
  2. 委託者から支払われる研究経費の配分に関し、研究内容によっては配分の割合を決定する。
  3. 研究責任者から、毎年一回(前年度分を4月末まで)、臨床研究の進捗状況並びに有害事象及び不具合等の発生状況について報告書の提出を求める.委員会は当該臨床研究の継続の適否について審査を行い、審議の結果を文書にて相澤病院長に報告する。
  4. 研究責任者は、当該臨床研究を終了又は中止したときは報告し、その結果について委員会にて審議・評価する。なお、モニター項目は臨床研究実施終了(または中止)報告書に記載している、被験者数、有害事象件数、学会発表、論文発表等とする。
  5. 取得した同意書及び同意撤回書の控えは医学研究センター事務局にて保管することとする。
  6. 臨床研究計画及び臨床研究の成果、委員会の手順書、委員名簿並びに会議の記録及びその概要を作成し公表する。
  7. 臨床研究に関連する必要事項を厚生労働省・文部科学省の「研究倫理審査委員会報告システム」に登録する。
  8. 審査は臨床研究倫理審査委員会にて行い、当該委員会は毎月1回開催される。

構成・提供体制

センター長 1名、臨床研究倫理審査委員会 委員14名

※庶務は、倫理審査委員会事務局(医学研究センター事務局)にて行っている

構成
橋本隆男(医学研究センター 特任センター長)
小林茂昭(医学研究センター 顧問)
古川正光(医学研究センター 主任)
有賀三奈(医学研究センター 事務員)
臨床研究倫理審査委員会の構成については委員会の年報に記載

実績

新規研究審査実績

2020年度 臨床研究倫理審査委員会審査6件、迅速審査36件、承認件数合計42件