リーダー 櫻田 浩

目的

患者の人としての尊厳を守り、ADLの維持・増進をもたらし、早期退院・廃用性症候群の予防につなげると共に、尿道留置カテーテルを一日でも早く抜去し、尿路感染を防止するとともに排尿自立の方向に導く。

構成

リーダー 櫻田 浩(脳卒中脳神経センターSCU)
サブリーダー 矢ヶ崎 宏紀(泌尿器科 医師)
マネージャー 岡村 毅(運動器疾患リハセンター 理学療法士)
サブマネージャー 中山 一平(脳卒中脳神経リハセンター 作業療法士)
メンバー 杉本 貴与(泌尿器科 医師)、小林 久美子(薬剤情報管理センター 薬剤師)、望月 紗代(病棟看護支援センター 介護福祉士)

活動内容・実績

 全病棟に入院している患者で膀胱留置カテーテル抜去後に、尿失禁・尿閉などの下部尿路機能障害の症状を有する患者に対し介入を行った。2020年4月から2021年3月までの間に154人(男性76名、女性78名)31歳から97歳までの患者に対し介入した。担当医、病棟看護師より介入依頼があった患者に対して、毎週月曜日に排尿ケアチームのメンバーが集まり、カンファレンス、ラウンドを行った。病棟看護師と共同して、排尿自立に向けた包括的排尿ケアの計画を策定し実施した。現在、リリアムを病院内に8台設置している。2018年にチームを発足して以来、介入件数は徐々に増加している。