センター長 小口和浩
ビジョン
- PETがん検診によりがんの早期発見に貢献し、異常が発見された受診者を確実に早期治療に繋げる橋渡しを担う。
- がん患者へのPET検査をより促進し有効な診断をすることにより、集学的治療戦略決定の一翼を担う。
- 他の医療機関では施行できない、FDG以外のPET検査を行い、臨床研究に貢献する。
- PET検査実施件数に見合った、業務の簡素化と標準化を図る。
サービス内容
診療FDG-PET/CT検査、PETがん検診、および臨床研究PET検査に関する以下の業務を行う。
- 検査予約、保険適用判断。院内患者への検査説明、
- サイクロトロンの運転、PET検査薬の合成、薬剤検定、薬剤の注射。
- PET/CT撮像。
- PET/CTの読影診断、返書の作成。
- 検査結果の届け、郵送。
- PETがん検診受診者の追跡調査
構成・提供体制
(1)放射線診断科医師1名(放射線画像診断センター放射線診断科兼務)
(2)放射線部門
- 常駐放射線技師3名:放射線科技師でチームを作って運用
(3)サイクロトロン運転-薬剤合成
- 住重加速器サービスからの出向1名
- 常駐ME1名:ME課でチームを作って運用
(4)薬剤検定
- 検定:薬剤センターよりローテーションで1名出向
- FDG製造管理責任者1名:薬剤センター兼任
- FDG品質管理責任者1名:薬剤センター兼任
資格
放射線科診断専門医1名、日本核医学会専門医1名、PET核医学認定医1名 院内一次読影医資格1名
鎮静監視資格 3名
設備・機器
住友重機製 CYPRIS MINITrace サイクロトロン1台、住友重機製FDG合成装置 F-300 1台、多目的合成装置CFN-MPS200 1台、薬剤検定装置一式、FDG自動投与機1台、PETカメラ:GE Discovery PET/CT 610 Motion 1台、GE Discovery PET/CT 600 1台、核医学診断用ワークステーション:GE社製 AW 2台、Xeleris 1台
実績
FDG-PET/CT保険診療 1,805、FDG-PET/CTドック 518、FDG-PET/CT自由診療 15
臨床研究PiB-PET 33、臨床研究MET-PET 21
学術・研修
学会発表
小口和浩 他
PiB-PETにおける心アミロイドーシス疾患別の集積経時変化の検討
第60回日本核医学会学術総会
2020年11月12日 神戸国際会議場・WEBハイブリット
小口和浩、橋本隆男
脊髄小脳変性症患者の動作時振戦に対する脳深部刺激療法による脳糖代謝の変化
第50回日本神経放射線学会
2021年2月11日~13日 大阪市中央公会堂・WEBハイブリッド