センター長 青木啓成
ビジョン
- スポーツ医科学の知識と経験を駆使し、アスリートからスポーツ愛好家まで幅広い方々のスポーツ活動をサポートすることで活力ある地域の創造に寄与する。
- 社会背景や地域ニーズを見極め、体力科学・栄養面等から健康寿命延伸を支援し、予防医療分野において個別性の高い健康増進サービスを提供する。
- 慈泉会の各事業体はもとより、行政や健康産業、企業との連携をはかることで地域環境を活かした健康サポートネットワークを構築する。
- 医療・介護・健康分野において、専門性の高いサービスを提供するための人財育成の一端を担い地域医療の発展に貢献する。
サービス内容
2020年9月に慈泉会の新規事業体として開設した。
JAMSの目標は「人生における満足度向上をサポートする」ことである。そのために、スポーツ医科学・運動器リハの経験、栄養管理などをベースとした個別性の高い健康増進サービスを地域の中高齢者、アスリート(ジュニア世代を含む)、スポーツ愛好家に対して提供する。
サービス内容については下記の通りである。
- コンディショニング
スポーツ専門の理学療法士がコンディションをチェックし、ケガをしにくい健康な身体作りをサポート。 - 体力向上サポート
アスリートの専門的な体力・持久力測定、中高年者向けの簡易的な体力測定を実施。 - パーソナルトレーニング
トレーナーが個人の目標に合わせトレーニングや有酸素運動などを実施。 - チームサポート
長野県内のプロチーム、高校、企業と契約しトレーニングやコンディショニングサポートを実施。 - 栄養サポート
相澤病院と連携し、管理栄養士による食事やバランスに対するアドバイスを実施。 - アンチドーピングサポート
相澤病院と連携し、スポーツファーマシスト(薬剤師)による市販薬などのドーピングに関わる講座などを実施。
構成・提供体制
専属理学療法士(PT) 3名
兼務理学療法士(兼務 相澤病院スポーツリハ科)7名
トレーナー 2名
サイエンスコーディネーター 1名
資格
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動指導士
JATI認定特別上級トレーニング指導者、Certificate 3 fitness(AUS )
設備・機器
治療ベッド3台、ポータブルベッド、スミスマシン、トレーニング機器、体力測定機器、
ワットバイク2台、公用車2台
実績
2020年度下半期実績
サービス内容 |
件数 | サービス内容 | 件数 |
コンディショニング | 689 | チームサポート | 58 |
相澤フィットネス | 94 | チームトレーニング | 149 |
パーソナルトレーニング | 48 | – |
– |
令和2年度ヘルスケアサービス社会実装事業補助金(経産省)
松本地域においてJAMSがフィットネス事業者と連携し、65-75歳の中高齢者や現役世代の健康無関心層に対して体力増進プログラムを提供した。いずれの層も体力の向上を認め、JAMSサービスと地域連携の有用性が示された。
学術・研修
- 青木啓成、スケート競技選手に多い外傷・障害とその初期対応 2020/7/18 日本スポーツ協会 コーチ3専門科目講習会、オンライン開催
- 山本葵、高校女子新体操選手に対する練習現場での障害予防の取り組み、2020/11/4-11/30、第31回臨床スポーツ医学会、オンライン開催
- 青木啓成、理学療法士のスキルとマネジメント、2021/3/11、新潟医療福祉大講義 オンライン開催
- 紅楳英信、スピードスケート:科学がトップスポーツ現場で担う役割、「表面と真空」Vacuum and Surface Science 63(10)、2020年10月発行