社会医療法⼈財団 慈泉会 相澤病院では、中信地区で2番目、長野県内では7番目となる手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、10月4日に1例目となる前立腺がんの治療を実施いたしました。年内5例の実施を目指し、年明け以降、肺がんや胃がん、大腸がんといった様々な領域へと適応範囲を拡大して参ります。

<導入機器>
ダビンチ第4世代「da Vinci Xi」

<第1例目概要>
執刀日:2022年10月4日
術式:前立腺がんの摘出術
手術時間:3時間30分
対象者:長野県内在住60代男性

【手術支援ロボット「ダビンチ」】

米国インテュイティブサージカル社製の手術支援ロボット。保険適応は拡大中で、既に国内で450台以上(延べ)が導入されている。
ダビンチでは、胸部や腹部の小さな切開部から直接鉗子を操作するのではなく、術者は視野の広い3次元立体画像を見ながら、ロボットアームで鉗子を操作する。正確な手の動きの再現やロボット特有の360度回転、手ブレ防止などにより、従来の鏡視下手術に比べ、スムーズで繊細な操作が可能。これまで以上に低侵襲で確実な治療の実現を目指すことができる。

<このリリース・取材に関するお問い合わせ>
社会医療法人財団 慈泉会 広報企画室 寺澤
Tel.0263-33-8600

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