科長 小林勇矢
ビジョン
質の高いリハビリテーションとチーム医療の実践によって、日常生活活動の早期自立を実現する。
外傷・障害に対し、質の高い保存的治療、外科的治療後のリハビリテーションを効率的・継続的に提供する。
後遺障害を最小限に留めるよう身体機能の改善を図る。
地域住民が安心した生活を送れるように生活の質を重視した在宅生活を支援する。
「患者に選ばれる病院」や「療法士確保」を実現するために、診療実績や学術業績を広報する。
サービス内容
【入院リハビリテーション業務】
・整形外科疾患へのリハビリテーション
入院患者に対する術前・術後のリハビリテーションを実施する。
術前は廃用症候群予防、合併症の予防を目的としたベッドサイドでのリハビリテーションを実施する。
術後は機能障害の改善、廃用症候群の予防、および日常生活活動の向上のために、急性期から集中的にリハビリテーションを行なう。
【外来リハビリテーション業務】
上肢の外傷や変性疾患患者におけるハンドセラピィをおこなう。日常生活活動で「使える手」となるリハビリテーションを提供する。
担当医指示のもと自助具やスプリントを作成し、日常生活活動の改善を図る。
構成・提供体制
2020年3月時点
| 区 分 | 配置人員数 |
| 科長 | 1 |
| 主任 | 2 |
| 合 計 | 3 |
| 区 分 | 配置人員数 |
| 理学療法士（常勤・フル） | 9 |
| 作業療法士（常勤・フル） | 9 |
| 合 計 | 18 |
＜資格＞
- 資格名：理学療法士 9名
- 資格名：作業療法士 9名
- 呼吸療法認定士 1名
- がんのリハビリテーション研修修了
理学療法士 1名、作業療法士 3名 - 精密知覚機能検査に関する研修修了 5名
資格活用状況：精密知覚機能検査を実施、算定。 - 日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー 2名
- 認定作業療法士 1名
- 作業療法士臨床実習指導者研修修了 作業療法士1名
資格活用状況：院外での対外的活動。 - 認知症ケア専門士 1名
- 福祉住環境コーディネーター 2級 2名
設備・機器
主要設備
リハビリテーションセンター、4Bリハビリ室
主要機器
治療用ベッド、超音波治療器、低周波治療器、スプリント機器
エルゴメーター、Semmes Weinstein Monofilament set
実績
期間2019年4月から2020年3月
学術・研修
＜学会発表＞
- 富井啓太、大腿骨近位部骨折の再骨折患者の身体機能と認知機能の分布特性、
第53回 日本作業療法学会、2019年9月6日から9月8日、福岡 - 鳥山貴大、脊髄損傷L3不全対麻痺症例にロボットスーツHALを使用した経験、
第69回日本病院学会、2019年8月1日、北海道 - 鳥山貴大、不全対麻痺者にHonda歩行アシストを使用した経験、
第34回リハ工学カンファレンス、2019年8月21日、北海道 - 櫻井利康、橈骨遠位端骨折におけるMHQ（Michigan Hand Outcome Questionnaire）の併存的妥当性、
第36回中部手外科研究会、2019年1月26日、京都 - 櫻井利康、大腿骨近位部骨折における独居高齢患者の自宅復帰に必要な認知機能と身体機能、
第69回日本病院学会、2019年8月1日から2日、札幌 - 櫻井利康、橈骨遠位端骨折術後の手の腫れと治療成績との関連、
第53回日本作業療法学会、2019年9月6日から8日、福岡 - 櫻井利康、橈骨遠位端骨折後におけるロコモ度テストの妥当性、
第3回日本リハビリテーション医学会(秋季学術集会)、2019年11月15-17日、静岡 - 櫻井利康、大腿骨近位部骨折における認知機能低下患者の自宅復帰に必要な因子、
リハビリテーション・ケア合同研究会 金沢2019、2019年11月21日から22日、金沢 - 高橋祐司、橈骨遠位端骨折における術後初期因子と治療成績との関連、
第31回日本ハンドセラピィ学術集会、2019年4月19-20日、北海道
＜執筆＞
- 鳥山貴大、回復遅延型ギラン・バレー症候群患者の起居動作、歩行、
セルフケア自立の特徴、メディカルプレス、2019年4月 - 鳥山貴大、脊髄損傷リハビリテーションマニュアル 第３版（共著）、医学書院、2019年6月
- 鳥山貴大、外骨格型ロボット装具ReWalkの使用経験-監視下での施設内外の歩行を獲得した第７胸髄完全対麻痺者-、
リハビリテーションエンジニアリングVol.34 No.3、2019年 - 櫻井利康、大腿骨近位部骨折における高齢者の自宅退院に必要な認知機能、
相澤病院医学雑誌第17巻 pp33-36、2019
＜講演＞
- 鳥山貴大、いまさら聞けない移動移乗介助の実際、2019年8月20日、クラーク病院
- 鳥山貴大、脊髄損傷者に対する立位歩行の再建、長野県理学療法士会、2019年9月8日、ヤマサホール
- 櫻井利康、医療者が教える認知症の付き合い方と予防（シニアカレッジ）2019年10月27日 松本大学
- 高橋祐司，山﨑宏，他：橈骨遠位端骨折における術後早期の疼痛は治療成績と関連する．
日ハ会誌11（2）：50-53，2019．
