社会医療法人財団 慈泉会は、昨年10月に相澤健康センターで導入した「PHRサービス」を今月より相澤病院、相澤東病院にも導入いたしました。
PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)とは、診療や検査、服薬履歴などの医療情報をスマートフォンやパソコンで確認・管理できる仕組みです。自身の医療情報を家族やかかりつけ医療機関と共有することもでき、健康管理や通院時の情報提供にも役立ちます。

今回の導入は、患者さんが健康管理のために医療情報を日常的に活用し、より安心して暮らせる環境を整えることを目的としています。例えば、旅行先で体調を崩した場合や救急搬送、災害などの緊急時にも、服薬内容や持病、検査結果などをPHRの情報共有により医療機関に正しく伝えることで、迅速で適切な診療につながります。

当会は、今後もDXの推進などを通じて、医療サービスの質向上に努め、誰もが安心して暮らせる地域づくりに貢献してまいります。

※PHRサービス「NOBORI」アプリ画面のイメージ

PHRサービス導入概要

運用開始日 2025年5月12日
主な機能
  • 過去5年分の受診履歴や検査結果、服薬履歴などの医療情報、人間ドック・健康診断の判定結果記録などの閲覧とダウンロード
    ※相澤病院・相澤東病院・相澤健康センターのデータのみに限ります。
  • 家族、かかりつけ医療機関との医療情報の共有(事前の手続きが必要)
  • 通院履歴、診察・検査の予約情報の閲覧
  • 血圧や歩数などの自己記録、Appleヘルスケア・Google Fitなどヘルスケアアプリとのデータ連携
  • 医療費後払いサービスの利用(2025年夏頃開始予定)
利用料金 無料(過去5年分。それ以前の記録に遡る場合は、別途料金が発生)
受付窓口 相澤病院

  • 1階正面玄関受付<受付時間:平日9:30~17:00>
  • 2階ボイスプラザ<受付時間:平日10:00~16:00>

相澤東病院

  • 1階受付<受付時間:平日9:30~17:00>

※相澤病院正面玄関受付にて、特設ブースを設置しています。

PHRサービス「NOBORI」(PSP株式会社)

医療機関受診時の診療や検査、服薬履歴などの医療情報や健康診断・人間ドックの判定などを、スマートフォンやパソコンで一元的に確認・管理できるアプリケーション。
複数の医療機関を受診している場合も情報を一元管理できるため、緊急時の迅速な対応や検査・処方の重複防止、生活習慣病などの予防・改善などといったメリットがある。

PHRサービス「NOBORI」公式サイト

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