社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院では、職員が職能を磨き、患者さんの視点に立って、安全な医療を行うことをミッションに定めております。この度、米国の医療サービス会社「ベストドクターズ社」が選出する「ベストドクターズ・イン・ジャパン2022-2023」に、当会から2名の医師が選出されました。
清澤 研道
(きよさわ・けんどう)
相澤病院 消化器病センター 名誉センター長、肝臓病センター 顧問
<経歴>
1943年生まれ、長野県出身。1967年信州大学医学部卒業、1971年信州大学第二内科入局。1982年~1984年アメリカ国立衛生研究所(NIH)留学。1995年信州大学医学部第二内科教授。1999年~2003年信州大学病院院長。2007年~2013年長野赤十字病院院長。2013年~2016年城西病院院長。2016年4月より現職。
日本肝臓学会、日本消化器病学会の専門医・指導医。日本内科学会、日本ウイルス学会、日本肝移植学会会員。アメリカ肝臓学会会員。2010年よりBest Doctors in Japan に選出されている。
<コメント>
肝疾患全般、特にB型、C型ウイルス性肝疾患、自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎など自己免疫性肝疾患を専門としています。最近は非アルコール性脂肪性肝疾患(NASH)など脂肪性肝疾患診療にも携わっており、難治性肝疾患の肝移植医療には当初から関わってきました。患者さんの悩みに真摯に対応することを信条とし、『一会一癒(いちえいちゆ)』に心がけています。
中村 将人
(なかむら・まさと)
相澤病院 がん集学治療センター 化学療法科 統括医長
<経歴>
1973年生まれ、大阪府出身。1997年信州大学医学部卒。大阪大学医学部消化器外科入局。国立病院機構大阪医療センター外科、市立吹田市民病院外科、大阪大学医学部付属病院消化器外科を経て、2006年に相澤病院外科。2007年より現職。
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、日本臨床腫瘍学会指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本がん治療認定機構暫定教育医、日本外科学会外科専門医、日本外科学会認定医。米国臨床腫瘍学会(ASCO)会員、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)会員。
甲状腺癌サバイバー
<コメント>
このたび『Best Doctors in Japan 2022-2023』に選んで頂きました。2016から4回目の選出となり大変光栄です。自身もがん患者となり、がんの診断や治療を経験したことを生かし、さらにがん患者さん、ご家族に寄り添うことができればと考えています。Best Doctors の名に恥じぬよう、これからも相澤病院にかかられる患者さんに最適、最良の医療を提供していきたいと思います。
【ベストドクターズ・イン・ジャパン】
前回調査でベストドクターズとなった医師に、その専門または関連分野で活躍している他の医師について、「自身または家族の治療を自分以外の誰に委ねるか」といった観点から推薦・評価を問う形で進められる。その調査の集計の結果、多くの医師から支持を得た医師が、その年度のベストドクターズに選出。この調査は米国で1991年、日本では1999年より実施されており、国内で約7,000名がベストドクターズに選出されている。
【ベストドクターズ社】
「病に苦しむ方々が最良の医療を受けられるように」との思いを持った米国ハーバード大学医学部の2名の医師により1989年に設立。症例に合った医師の紹介や医師による電話相談、ベストドクターズ選出医が在籍する医療機関名と診療科の案内を実施している。